飲食・レストランレストラン F様
設計意図
ケヤキ並木の落ち着いた住宅街の一角に、あたかも昔からそこにあるかのような寿命の長いデザインを心掛けました。
内部は丸太柱をポイントに使用し、客席上部はゆったりした吹抜空間とし、雲のイメージの布を吊り下げました。
料理と同じく、手作りの味を出す為に、上越地方の海岸で施主、設計者共同で貝を拾い集め、漆喰壁に埋め込んでいます。私達はこれを日本海岸仕上と呼んでいます。
熟成されたワイン、ソースの如く、お客様に長く親しまれ上越の食文化の向上に貢献出来るお店作りのお手伝いが出来たことに満足しています。
依頼者の希望
普段着のままで気軽に利用出来る片肘張らない、気どらない自然な店ということと、オープンキッチンにしたいという2点のみで、他は全て任せて頂きました。
主体構造 | 木造 |
階数 | 2階 |
敷地面積 | 539.55㎡(163.50坪) |
延床面積 | 125.67㎡(38.08坪) |